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国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のディープテック・スタートアップ支援事業(DTSU)に採択されました

2024年3月22日

資金調達

株式会社A-SEEDS(本社:長野県松本市・代表取締役:柳生茂希、以下「当社」)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO)が実施した2023年度「ディープテック・スタートアップ支援事業(以下、「DTSU」)」に係る第3回公募において、PCAフェーズ(実用化研究開発(後期))に採択されました事をお知らせいたします。
今回の採択により、いまだ治療法が少ないがん患者さんへ、CAR-T細胞療法を届けるための臨床実装に向けた開発を推進してまいります。

採択事業名:革新的CAR-T細胞製剤の臨床実装を目指した量産技術の開発


事業概要:本事業では、革新的がん治療医薬品である遺伝子改変キメラ抗原受容体T細胞(CAR-T細胞)療法に対して、非ウイルス遺伝子改変技術を用いたCAR-T細胞製剤の量産技術の確立を行うとともに、日本を含めた全世界での治験実施、薬事承認を見据え、国内外医薬品製剤開発・製造支援事業との連携による製造基盤の確立を行います。


株式会社A-SEEDSは、2020年4月の創業以来、「いまだ治療法の少ないがん患者さんに有効な治療を届け、一人でも多くの人々が、生きる希望を見出す事ができる社会の実現を目指す」というビジョンのもと、革新的がん治療薬品であるCAR-T細胞製剤の臨床実装における問題解決に取り組んできました。中でも、非ウイルス遺伝子改変技術であるピギーバックトランスポゾン法(PB法)を用いたCAR-T細胞製剤については、すでに臨床用の製品製造法を開発し、信州大学、国立がん研究センター東病院と共同で、第1相医師主導治験を実施しています。


PB法を用いたCAR-T細胞製剤を持続可能な医薬品としてコストダウンさせ、臨床実装するためには、製造プロセスの簡略化、自動化による量産技術の開発と、人件費、設備費のコストダウンを進めていく必要があります。本事業では、PB法によるCAR-T細胞製剤の量産化に向けて、自動製造装置を用いた自動化培養法の確立を行うとともに、海外での治験実施、薬事承認を見据えて本技術によるCAR-T細胞製品の製造基盤を確立することに取り組みます。また、弊社の開発するCAR-T細胞製品の優位性を更に発展させ、本事業で得ることのできる成果を競争力の強力な源泉とすることで、世界で初めてのPB法CAR-T細胞製剤の量産技術を確立し、わが国が世界をリードするCAR-T細胞製剤の開発拠点となることを最終目標としています。


■株式会社A-SEEDSについて

株式会社A-SEEDSは、再生医療等製品開発、特に遺伝子改変T細胞(CAR-T細胞) 療法開発を通じて、いまだ治療法が少ないがん患者さんへCAR-T細胞療法を届けるための基礎研究開発、臨床実装に向けた製造支援を行う、信州大学発バイオベンチャーです。

  

本件に関する報道関係者からのお問合せ先

(株)A-SEEDS 谷 聖人

電話:0263-31-5882

メールアドレス: kiyohito.tani@a-seeds.co.jp


 


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